この疑問について解説します。
Webライターは副業として始めやすく、ハードルが低い副業です。
ハードルが低い分、人気かつ参入者が多くライバルも多い業界でもあります。
しかし、参入者が多いと言うことは辞めてしまうWebライターも多くいることも事実です。
それではなぜ辞めてしまうのでしょうか?
仕事内容、収入をはじめとした理想とのギャップ、本業との兼ね合いなど、その理由はさまざまです。
今回の記事では、Webライターはやめとけと言われる周りからの声との付き合い方。
Webライターを続けることで待っている未来像などについて解説します。
大変だけどやりがいのあるWebライター。
せっかく始めた挑戦を無駄にしないためにWebライターの可能性について触れていきましょう。
目次
【実体験】私がWebライターを辞めた理由
まず私の実体験ですが、Webライターの副業は辞めました。
その理由は、単価が低いこととブログに挑戦したいと思ったからです。
これらの理由について、もう少し詳しくお話しします。
単価が低い
駆け出しのWebライターは単価が低く、自分が納得する稼ぎに到達するのに時間がかかります。
例えば、1文字0.1円での文字単価で記事を書くような案件もあります。
※文字単価ではなく記事単価の場合もあります。
最初は実績を積むために案件をこなそうと張り切るのですが、その労力に見合わないと感じると心が折れてしまいます。
自分は文章を書くことや記事を書くための情報収集が苦になるタイプではなかったので、その点は問題ありませんでした。
しかし、単価が低いことは変わらない事実だったので「Webライターの経験を活かして他のことにチャレンジしよう」と決意しました。
自分の最終的な単価は文字単価が0.5円。
記事単価が3,000円でした。
ブログに挑戦したいと思って辞めた
なぜブログに挑戦に踏み切ったかと言うと、単価が低いなら自分のメディアを育てることにリソースを割きたいと思ったからです。
ブログ運営も簡単ではありません。
誰からも記事が見られないかもしれないですし、数ヶ月や1年以上収益が出ないこともザラです。
それでもWebライターで身につけたスキルを活かせますし、仮に芽が出なかったとしても自分のやりたいことに挑戦できるのであればそれが幸せだと感じました。
そう思ってWebライターの経験も活かせ、自分のメディアを育てられるブログ長身に踏み切りました。
今は辞めてしまいましたが、こうやって今ブログ運営をして思ったことはWebライターを初めて良かったと感じています。
【結論】副業駆け出してあればWebライターに挑戦するべき
辞めてしまった自分が言うと説得力はないかもしれませんが、副業駆け出しであればWebライターに挑戦するべきだと考えています。
なぜならWebライターは始めやすい副業であり、ハードルが低いからです。
パソコンがあれば文章を作成できますし、働く場所も自由です。
自宅で働けば移動時間も浮いて天候が悪い日は外に出る必要もありません。
また、文章を書くことはビジネスマンにとってもちろん、人とのコミュニケーションには欠かせないスキルです。
文章を通して読み手に共感してもらい、何か行動に移してもらう。
Webライターは相手を良い方向へ動かすことのできるやりがいのある仕事と言えます。
そして収入にも繋がり、ライティングスキルも伸ばすことができればWebライター以外の仕事にも挑戦ができます。
Webライターは「やめとけ」と言われても、まずは始める価値はあります。
周りの意見も大事ですが、まずは挑戦してみてWebライターの仕事の楽しさを実感してほしいです。
【周りからの批判】Webライターはやめとけと言われる理由とは
ここでWebライターはやめとけと言われる理由について整理していきます。
やめとけと言われる主な理由は以下の通りです。
- 案件獲得に時間がかかる
- 文字単価や記事単価が低い
- 駆け出しは記事の修正依頼が多い
案件獲得に時間がかかる
駆け出しの場合、案件獲得に時間がかかります。
Webライターははじめやすさもありますが、その分参入者も多いです。
募集に対して応募数が多ければ、経験者が優先されるため駆け出しWebライターは苦戦を強いられるでしょう。
また、案件獲得のためにテストライティングをする場合もあります。
クライアントから渡されるテーマに沿って記事を書き、その内容を持って合否が出ます。
せっかく記事を書いたのに落ちた場合は時間が無駄になってしまいますし、また一から案件を探さなければいけません。
このように案件獲得に時間がかかることがやめとけと言われる原因の1つです。
文字単価や記事単価が低い
もし案件を獲得できた場合、次に直面する問題は単価です。
駆け出しWebライターは単価が低く、成果物に対しての報酬に納得いかないかもしれません。
例えば文字単価が 0.1円だとして1記事3,000文字に記事を書く場合の報酬額は300円です。
記事作成に2時間使ったとして時給換算すると150円になります。
最初は実績を積むためと意気込んで取り掛かりますが、この状況が続くと疲弊してしまいます。
文字単価0.1円は極端では?と思われるかもしれませんが、このような求人は存在します。
疲弊しないためにも、可能な限り文字単価の高い案件に応募するように心がけてください。
駆け出しは記事の修正依頼が多い
最初は記事を納品しても修正依頼を多くもらう可能性があります。
駆け出しなので無理もありません。
普段文章を書かない人であれば、相手に伝わる文章を書くには訓練が必要ですし、記事の内容を裏付けるデータも必要になります。
「〇〇を修正してほしい」という依頼はもちろん「この文章の引用元はどこか?」と確認を取られることもあります。
Webライターは記事を書くだけでなく、納品後の修正対応も発生するため大変な仕事です。
根性論になるかもしれませんが、これを乗り越えられるか否かがWebライターとして一皮むける条件とも言えます。
【対処法】Webライターを辞めたいと思った場合はどうしたらいい?
周りからWebライターなんてやめとけと言われたらどうしますか?
周りの声に耳を傾けて辞めるのも良し。
もう一踏ん張りするのも良しです。
もしもう一踏ん張りしたいのであれば、適切な対処をする必要があります。
ここで紹介する対象は以下の3つです。
- 目標を明確にする
- 対応する作業数を減らす
- 作業ペースを守る
目標設定を明確にする
目標設定を明確にすることで自分の目指すべきゴールがわかります。
例えば月に1万円稼ぎたいとします。
以下のシチュエーションに当てはめたとき、月にどれくらいの記事数を納品すれば良いかを可視化しましょう。
パターン①
文字単価:0.5円
文字数:3000文字
1記事あたりの収入:0.5×3,000=1,500円
1ヶ月あたりの納品数:10,000÷1500≒7記事
パターン②
文字単価:1円
文字数:3000文字
1記事あたりの収入:1×3,000=3,000円
1ヶ月あたりの納品数:10,000÷3000≒4記事
パターン①は1ヶ月に7記事。
パターン②は1ヶ月に4記事納品すれば月に1万円の収入を得ることができます。
上記のように、自分の目標収入とそれを達成するには何記事納品する必要があるのかを可視化することでゴールに向かって動くことができます。
対応する作業数を減らす
対応本数を減らすことでWebライターを続ける余力を身につけることができます。
もちろん収入が減ってしまいますが、短期的に見るのではなく長期的に見るとどうでしょうか。
例えば以下のような場合で考えましょう。
- 頑張って月に10記事納品するが、疲弊してしまって3ヶ月でWebライターを辞める。
- 無理なく月に5本納品して、1年間Webライターを続ける。
後者の方がトータルで見たときに記事の納品数も多ければ、収入も継続的に得ることができますよね。
また、継続的に仕事を続けることでライティングスキルも身につきクライアントからの評価も上がれば、文字単価も上がる可能性はあります。
作業数を減らすことで短期的には収入が減るデメリットはあるものの、長期的にデメリットを覆せます。
勇気を持って作業数を減らすことも検討する価値はあると言えるでしょう。
作業ペースを守る
これまで挙げた2つの対処法を実行したら、あとはペースを守るだけです。
ペースを守ることで無理なく仕事を続けられ、心にゆとりを持てます。
「もう少しできるのに!」くらい余力を残すくらいがちょうど良いでしょう。
もし怪我や病気をしてしまったとき、急な用事が入ってしまったときに余力がなければ慌ててしまいます。
そうならないためにも作業ペースを守ることは大事です。
それでもペースを上げたいと感じるのであれば、半年、1年と仕事が続くようになってからでも遅くはありません。
改めて目標設定を見直して、達成可能な範囲でペースを守りましょう。
1年Webライターを続けることができれば、スキルも上達しクライアントとも信頼関係を築けているはずです。
まずは無理のない範囲で粛々と継続していきましょう。
【未来像】Webライターに挑戦するとどうなるのか
Webライターに挑戦すると以下のような仕事に挑戦することができます。
- ブロガー
- SEOコンサル
- 高単価なWebライター
ブロガー
Webライターで身につけたスキルをブログに活かせます。
案件によりますが、Webライターの仕事では記事を書くだけでなく以下のような仕事も対応します。
- キーワード選定
- 記事構成
- 競合調査
これはWebライターだけに留まらず、ブログ運営にも役立つスキルです。
もし自分の好きなことを発信したかったり、ブログ運営に興味を持ったのであればブロガーに挑戦するのも良いでしょう。
SEOコンサル
Webライターの経験を活かし、SEOコンサルの仕事を受注することも可能です。
例えば、以下のような業務を担当することになります。
- 市場調査
- 検索ユーザーが調べるキーワード
- サイトマップ(サイト構成)の設計
- 記事内容の企画
上記の業務内容ではWebライターの段階で経験するものもあるため、WebライターからSEOコンサルへの挑戦も現実的です。
SEOはユーザーとクライアントを繋ぐ役割を担います。
Webライターの経験を活かしたい方は、SEOコンサルに挑戦するのも良いでしょう。
高単価なWebライター
もちろんWebライターを続けることも選択肢としてあります。
もし続けるのであれば、高単価なWebライターとして活動しましょう。
文字単価が0.5円であれば1円に。
1円であれば1.5円と単価を上げて仕事を受注してください。
Webライターとしての実績を積んだあなたであれば、確実に高単価で契約できるはずです。
もちろん予算によってはお金を出せないクライアントもいます。
しかし、クライアントも多数あるので1つに固執せず多くのクライアントにアプローチをかけてください。
最初は単価も低くしんどい時期もあるWebライターですが、継続することで納得の収入を得られることは夢ではありません。
Webライターとしてのスキルを身につける方法
Webライターとしてのスキルを身につけるには独学またはスクールで第三者から学ぶ2つの方法があります。
それぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。
独学のメリット
- 学習費用を抑えられる
- 自分の好きなタイミングで学べる
独学のデメリット
- スキル習得のスピードが遅い
- 不明点は自分で調べる必要がある
- 第三者からアドバイスやフィードバックをもらえない
スクールのメリット
- スキル習得のスピードが早い
- 不明点があっても質問ができる
- 第三者からアドバイスやフィードバックをもらえる
スクールのデメリット
- 学習費用がかかる
- 学習期間を設けられ、期間がすぎるとサポートを受けられない ※スクールによる
これらのメリットとデメリットを考慮して自分に見合った学習方法を選択する必要があります。
オススメのスクール
もし自己学習だけでは不安がある人や手っ取り早くスキルを身につけたい人はスクールに通うことをオススメします。
スクールに通うことで一定の費用はかかってしまうものの、スキルアップすればより良い条件で案件をこなすことが可能です。
すると、学習費用を回収することもできるのでスクールの選択肢は持って良いでしょう。
さて、本記事で紹介するスクールは以下の通りです。
あなたのライターキャリア講座
あなたのライターキャリア講座ではライティングに必要な思考力について鍛えることができます。
Webライターのスキルでは文章力に目が行きがちです。
しかし、文章力以外に情報の構造化や伝える順番、読者の反応を予測したりなどの思考力も欠かせないスキルと言えます。
もちろん思考力だけでなく、執筆課題をこなして文章力を鍛えられる講座にもなっており、プロからフィードバックをもらえます。
思考力と文章力に磨きをかけて稼げるWebライターになりたい方にオススメの講座です。
まずは無料相談を受けて受講するか判断しても良いでしょう。
Withマーケ
Withマーケは月額制のオンラインスクールです。
ライティング講座はもちろん、TwitterやInstagramなどのSNS運用口座や案件獲得講座など豊富な講座が揃っています。
ライティングスキルをはじめ、マーケティングに関するスキルを包括的に学べる環境です。
また、制限なく質問し放題のため不明点は解消しやすい点も魅力的なポイントです。
入会費は49,800円、月会費は4,980円となっています。
副業で稼げる価格帯ですし、月に1回飲み会を抑えたりすれば問題なく支払える価格帯ではないでしょうか。
もちろんwithマーケも無料相談できますし、無料アカウントを発行することでお試し的に使えます。
まずは無料で体験し、自分にあっていると感じたら正式に入会しても良いのではないでしょうか。
【まとめ】「やめとけ」なんて声は無視してまずは挑戦しよう!
Webライターは「やめとけ」と言われる理由とその声に対する向き合い方について解説しました。
駆け出しのころは思うように稼げなかったり、そもそも案件を獲得しにくくしんどい時期もあります。
しかし、案件を獲得しWebライターを継続すれば稼げるようにもなりますしWebライター以外のキャリアへ挑戦することもできます。
周りからの声に振り回されずにまずは自分のペースで継続して活動しましょう。
また、Webライターとしてスキルアップする環境についてもご紹介しました。
独学でのスキルアップも可能ですが、第三者からのフィードバックを受けつつ学ぶことでより早くスキルアップできます。
まずは無料相談をしてみて入会を検討してみてはいかがでしょうか。
せっかく挑戦を始めたWebライター。
周りに流されず、自分のキャリアをより良いものにするためにお互いに精進していきましょう。
今回は以上です。